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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2012年 11月 07日
ようやく「最新ダイビング用語事典」の最終校ちょっと手前を出版社成山堂書店にとどけることができた。
書く予定だったあとがきを届けること、失念し、1107の今朝 改めて書き直し、メール添付で送った。あとがきとは言いながら、これから、この本を皆様に買ってもらわなくてはならない。一仕事である。 表紙の案のひとつです。 あとがき ダイビングの用語集を作ろうと思い立ち、ファイルメーカーに原稿を書き上げたのは、10年前、(財)社会スポーツセンターの出版としての企画だった。目標は、水産高校、海洋高校の潜水授業の副読本にもなり、ダイビングの初心者にも、上級者にも指導者にも役立つ用語集だった。しかし、出版せずにそのままにして、常務理事をさせていただいていた社会スポーツセンターを定年で退いた。やがて、特定非営利活動法人・日本水中科学協会を設立し、協会の第一回の行事として行ったスクーバダイビングの安全基準とマニュアル策定シンポジウムを行ったが、その後、水産高校・海洋高校の指導者養成で御世話になった元文部科学省初等中等教育局の中谷三夫先生より、「もったいないから、世に出すように」と勧められたのが最新ダイビング用語事典の始まりだった。10年前の原稿はもはや時代におくれている。書きなおさなければならない。小人数で仕上げれば、速攻でできる。しかし、発足した日本水中科学協会の会員全員で、そして日本水中科学協会の設立にお世話になった先生たちを監修にお願いして、およそ一年をかけて製作しようと決めた。2010年の12月にスタートしたが、製作の途中で2011年3月の東北大震災があり、日本水中科学協会としては、その持てる力のすべてをあげて、福島沖の水中放射能調査にダイバーとして力になろうと活動した。これも遅延の主因となった。 そして、協力をいただいた会員全員に途中の原稿を送り続け意見をいただき、執筆監修をお願いした72名の調整は予想通りに困難でさらに一年製作期間をのばし、2年かかって出版の時を迎えることができた。この二年は、かかわった日本水中科学協会メンバー全員、そして執筆者も、監修をおねがいした先生たちにもダイビングと水中活動について真剣に考えた日々だったと思う。今、そして今後の数年間もダイビングは大きな変革の時をむかえていると予想している。ここまでの集大成を書く良い機会であるとともに、書きにくい時期であった。書いているそばから遅れてしまう。それに、書けば書くほど、知らないことの出現だった。今も、これからも勉強の連続である。 その成果をダイバーたち、ダイバーでなくても海に関心のある方たちにお届け出来ることを誇りに思い、直接間接に関わっていただいたすべての方にお礼を申し上げる。 もう一つ、日本水中科学協会を立ち上げ、この本を書くきっかけになったのは、大学研究員であった山下君の潜水採収作業中の事故、そして、企画・執筆と編集を行った須賀の経営していた会社での若い社員脇水君の死だった。どちらも原因は不明だが、亡くなった時は、水中で一人だった。決して一人にしてはいけない。一人にしない。言うことは一言だが、そんなに簡単ではない。二人一組のバディも、この本で提案している5人までのユニットもダイビングは有機的な連携のあるチームプレーである。どのようにして安全を確保するかを一つの章にまとめた。この章の記述は、用語集の域を完全に逸脱している。監修者の先生方から、この本は用語集なのか?と問われた。しかし、この章がなければ、この本の意味がない。そして、安全管理、安全確保、二人一組と言っても人間の単位は個人である。自分で自分の命に責任を持たない限り、安全確保は成立しない。このことを強く提唱するとともに、事故の再発を防ぐ意味での危機管理、そして事故情報の公開も提言している。 なお、一人で潜る、ソロダイビングについても、その研究が必須である。次のテーマとして掲げてはいるが、この本で公表できる段階ではなかった。また、日本のレクリェーショナル・ダイビング業界のお客様対お世話をするインストラクター、ガイドダイバーとのかかわり方もこの本では触れていない。それぞれのインストラクターが所属する組織のマニュアルに席を譲っているが、それらのことも含めて、ダイビングで一番大事なのは、その運用、やり方だと考える。そのこともこの本を作るについての背景である。 最後に、最新ダイビング用語事典は、2012年の一里塚であるとともに、新たなるスタートでもある。古くからの知識の集大成であるだけでなく、新たなる出発への提言でもある。異論、反論も新しい出発である。 協力していただいたすべての方、日本水中科学協会の会員の皆様、監修、執筆をいただいた諸先生、本当にわがままな猫の目のように変わった編集を助けていただいた成山堂書店の小野さん、小林さんにお礼を申し上げる。 2012年、11月7日 編集責任者 須賀次郎 「あとがき」のさらにあとがき 一人でやり遂げるということも大変だし、価値のあることだとおもう。しかし、できるだけ多くの人を仲間にして一つのことを仕上げてゆくということも、大変だし、価値があると思っている。たくさんの人といってもたかだか170名である。「須賀さんのやっていることは、仲良しクラブであり、それではだめだ。」と何人かの理事に言われる。反論はしない。僕は仲良しクラブを続けて行く、仲良しクラブが最強だということを知っている。もとはと言えば、1967年に始めた、仲良しクラブ、日本で最初の潜水指導員の組織、日本潜水会がすべての始まりであり、44年の歳月を超えて、仲良しクラブでありつづけている。仲良しクラブではだめだという理事も、その時の仲良しクラブの、残念なことに亡くなってしまったが、その息子である。拡大をはかる次の世代(といっても40-50代)は、仲良しクラブを使って大きなスケールにして行ってくれれば良い。
by j-suga1
| 2012-11-07 09:10
| 日本水中科学協会
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