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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2018年 06月 07日
落ち込んでしまう。読書で立ち直りを図る。 なお、この読書は、この2週間ばかりの推移、流れのうちで少しずつ書いていて、戻ってきてまとめています。 読書 ☆「街場の文体論」 内田樹(タツル)と読む。 これは、日大のアメフト問題について、次々と新しい展開になり、書きながら考えが変わっていったところで引用したのだが、アメフトにそんなにまともに取り組む必要もないので、発表はしていない。 考えながら書く、書きながら考え、書いたものを見直しながら書いている。人工魚礁研究の企画書は、VAR 6、書き直し6回で、明後日のプレゼンの為にまたもう一つ計画書を書いた。 しかし、神戸女学院の生徒は、この内田先生の講義を聞いて、ノートをとり、正確に理解したのだろうか、おもしろいけれど、あっちへ飛びこっちへ飛ぶ。一冊にまとまった本だから理解できた。いやいや、とびとびでも、生の講義を聞いて自分なりに理解したほうが良いのか。 メタ・メッセージの話もおもしろかった。 中経の文庫 ブックオフ 2014 おもしろいけれど、日本史ほどはじけていない。 史観の筋を通している。人間の歴史は闘争の歴史に他ならない。その闘争の基は、経済活動であり、その差、すなわち貧富である。 たとえば、ジュリアス・シーザーは、富んでいる元老院をバックに、貧しい民衆を軍団に組織して勝利を重ねる。しかし、富んでいる元老院を圧して、貧しい軍団を立てすぎたためにブルータスに殺される。シーザーを継いだオクタビアヌスは、元老院をうまく操って軍団とのバランスを保ち成功する。塩野七生は、そんな風には書いていなかった?いや、その目で、もう一度読み直して見ようとか。 塩野七生の、最近のアレキサンダー大王を書いた本を文庫になるまで待とうか、3000円で買おうかまよっているけれど、アレキサンダーの遠征、男はすべて殺し、女はすべて強姦する。で、人種の血が混じり合う。そんなものかと納得して、でも、それで一時的に興味を失ったりもする。 これまで、史書は数え切れないほど読んでいるのに、この筋で全世界史を通し本を読んでいない、ような気がしている。なぜなのだ。 著者の宇山卓栄は、1975年生まれ、日本史の伊藤賀一の二つ下、やはり予備校の先生である。 伊藤賀一の文体で言えば、世界史はメチャ、ハードボイルドだ。 世界史、まだ読了していない。今、近世の中頃だ。 このごろの言葉で言うと、僕は歴史で癒される。 失意の内から、なぜ歴史で癒されるのかというと、物事を感情的にならずに、論理的に引いて眺めることで、失意をプラスに転じることができるから。 17世紀英国でピューリタン革命が起こり、中産階級が底上げされ、海軍力でオランダを屈服させてしまうのですが、名誉革命で、そのオランダから国王を迎えてしまう、そして、世界に君臨する。すごいなあと思うのです。 この読書論、3週間ぐらいの時間経過のうちで書いています。 2018/06/06 22:26
by j-suga1
| 2018-06-07 07:58
| book・映画・テレビ
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